ウクライナ軍がクルスク州でロシア軍の攻勢を押し返す
ウクライナ第47独立機械化旅団は1月9日に声明を発表。ロシア領のクルスク州で、ロシア軍による大規模な攻勢を退けたとした。
第47独立機械化旅団はその他の部隊と連携して、ロシア軍が仕掛けた6度にわたる攻勢を押し返したそうだ。
画像:Telegram @brygada47
戦闘の様子は同旅団の広報によって、ネット上に公開された。ウクライナの軍事情報サイト「Militarnyi」によれば、この動画によって、ロシア軍が装備品を大量に投入していたことが判明したとのこと。
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同サイトいわく:「第47独立機械化旅団(“マグラ”)のほか、隣接地域で前線を守っていた兵士たちも加わり、敵の車両を炎上させた」
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この戦闘の中で、ロシア軍は少なくとも50点の装備品を失ったようだ。同旅団の発表によれば、戦闘の発端はロシア軍が戦車を用いて地雷原を突破しようとしたことだったという。
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ロシア軍は歩兵戦闘車や装甲兵員輸送車などを用いてウクライナ軍の防衛陣地を突破しようとしたが、結局、この作戦は失敗に終わった。
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ウクライナ軍部隊は迫りくるロシア軍車両を撃退するため、FPV(一人称視点)ドローンや爆薬を積み込んだ攻撃型ドローンを駆使。
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第47独立機械化旅団によれば、この戦闘によって、ロシア軍は戦死者45人、負傷者52人という大損害を被ったとのこと。
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ロシア軍はさらに、50個もの装備品を失ったとされている。ただし、同旅団が公開した動画には撃破された装備品がそれほど大量には映っておらず、この主張が事実なのかどうかは確認されていない。
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同旅団の動画はいくつかの場面をコラージュしたもので、前出の「Militarnyi」によれば、ウクライナ軍がどのようにして敵の攻勢を退けたのかがよくわかるとのこと。
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同サイトいわく:「動画からはクラスター爆弾を含む砲撃やドローンによって、ロシア軍の大規模な歩兵隊が壊滅する様子が見て取れる」
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同サイトはさらに、「ウクライナ軍の兵士たちはロシア軍にを至近距離から砲撃し、その戦車を無力化した」と続けている。
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